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2012 年 4 月 のアーカイブ

契機到来

2012 年 4 月 28 日 Comments off

悶々としながら仕事をしつつ、某転職サイトに登録。「絶対に転職するッ!」という気持ちがあったわけではなく、条件のいいところから内定が出れば転職しよう、くらいの気持ちでした。

自分で企業サイトを見て回ったり、転職サイトのエージェントさんから求人票を紹介してもらったり、他の企業を研究する毎日。それと同時に、僕は「そもそも自分が何がやりたいのか」を考えるようになりました。そして、自分に質問を繰り返してくうちにあるひとつの答えに辿り着く。そんな折、エージェントさんから僕が「本当にやりたいこと」にピッタリな求人票が紹介される。まさに、契機到来。

あとは内定まで一直線でした。トントン拍子にコトが進むとはまさにこのこと。

内定の連絡をいただいたとき、妻も一緒に喜んでくれました。僕の転職となれば、家族の大問題ですからね。勿論、情報は逐次共有してました。内定が出てからはすぐに今の会社に報告。あとは前回のエントリーの通りです。

以上が僕の転職日記。

今回の転職が「正解」だったかどうかなんて、誰にも分からない。今の会社はすごく好き、いい人にも恵まれたと心底思ってます。絶対に辞めたい!と思って辞めたわけではなく、【やりたい仕事ができない】ことが切っ掛けとなって【本当に自分がやりたいこと】を探した結果、そこにドンピシャリな会社から内定をいただいた。僕が元の部署に戻れたなら、きっと転職活動をしようとなんて思いませんでした。新しい会社から内定をいただけなかったら、きっと納得しないまま今の会社にいたと思います。すべてはめぐり合わせ。だからこそ、繰り返しになりますけど、正解かどうかは分からない。ひとつだけ言えるのが、5年後10年後に「あの転職は失敗だった」とは言いたくない。絶対にそう思いたくない。そのためにも、新しい会社では死に物狂いで頑張ろうと思ってます。

やるぞおおおおおお!

カテゴリー: 雑記

円満退職

2012 年 4 月 25 日 Comments off

大学を卒業後、航空業界にSEとして携わる人間になった僕。今日は6年1ヶ月勤めた会社の最終出社日でした。

タイトルは「円満退職」と付けましたが、僕自身はそれとは程遠い退職となりました。詳しい事情を知らない(と思われる)一般社員の方からは、退職を惜しむ声をいくつもいただきましたが、上の方はまったく別。空気を読めない僕でも分かります。呆れられてます。最終出社日の今日、最後に挨拶をしに行きましたが、「お前誰?まだいたの?」的な空気です。そりゃそうです。僕は「有給休暇」という権利を使った上で退職しましたから。

勿論、直前まで携わっていた業務に関してはキチンと引継ぎをしました。これは「つもり」ではなく、確実にやりました。最低限、それだけはやっておくべきと僕も思っていたからです。そして、引継ぎが終わったら有休消化をしようと考えてました。

でも、上の方々はそれでは不足と考えていたようです。有休消化に対しては「それって人としてどうなの?」とさえ言われてしまった始末。上の方々は、今月一杯で会社を去る僕に、今月中に完了する仕事をアサインしようとしたのです。正直なところ、これは理解できませんでした。

この時点で僕に与えられた選択肢はふたつ。

■有休を捨て、会社の為に与えられた仕事をこなす。
■有休は捨てず、権利を行使する。

僕は後者を選びました。

前者を選んでいれば、最終出社日の今日は上の方からも「お疲れ様」と言っていただけたかもしれません。でも、それはできませんでした。だって、僕は最低限のやるべきことはやったと思っていましたから。その上で有休も捨てて別の仕事もしろって、ちょっと納得できませんでした。納得できる理由があれば、前者を選んだかもしれません。でも、そういう説明はありませんでした。

結局、僕は最後に所属していた組織が嫌いだったんだと思います。好きな組織、好きな上司の為であれば、きっと働きました。そこに居たいという気持ちがあって、好きな仕事であれば、有休消化だなんてことはしなかったと思います。しかし、今の組織はそうではなかった。やりたい仕事が近くにあるのに、それに携わらせてくれない上司。そんな上司のために働きたくないです。僕のワガママだってことは分かってます。何が違うのかなあ。2年前まで所属していた部署では僕がやりたい仕事ができた。そこにこそ、僕がやりたい仕事があった。そして、そこに戻りたいと何度も懇願した。でも、戻してくれなかった。今、僕が戻りたい部署では今後二度とないようなビッグプロジェクトが立ち上がっていた。ぜひ、そこに力を尽くしたいと願った。でも、遂にそれは叶わなかった。

会社ってそういうもの。やりたくない仕事であっても、黙々とこなさなければならない。

この一言で僕の気持ちは論破されます。それは分かってます。お金を頂戴してるわけですから、やりたくない仕事でもやるべき。でも、僕にはそれができなかった。

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