すてっぷばっく。

今まで使っていた【普通の】携帯とXperiaとで大きく変わったことのひとつが、POBox Touch 1.0。つまり、Xperiaの文字入力システムです。入力用のボタンが用意されている普通の携帯と違って、XperiaではこのPOBoxをタッチパネルから利用して文字を入力します。

「Xperia」ロードテスト：第3回 正確に素早く打てる？ – ITmedia +D モバイル

結論から書くと、非常に使いにくい。スクリーンに表示されるキーボードで母音を大きくしたのは日本語ならではのことだと思いますが、パソコンでそんなキーボードを使ったことは当然ないので、まず視覚的に違和感がありあり。母音を大きくしたことで子音のキーが非常に細く小さくなってしまうのも大きなデメリット、男の親指ではまず十分に押すことができないんですよね。文字入力システムどうこうを言う前の段階です。

英語の予測変換で候補の単語を選択したときに、文字の後ろに必ず半角スペースが空いてしまう仕様もどうかと。英字をじゃんじゃん入力していく人であればメリットがありますけど、僕は価値を見出せなかったなぁ…。

前の携帯はN903iでT9を使ってました。キーボードの押しにくさを差し置いても、POBoxがT9以上とはまったく思えないのが実情。個人的にソニーは大好きなメーカーですけど、この入力システムだけは百歩譲っても千歩譲ってもいいという評価は与えられないです。残念。